2018/01/04

☆沙羅双樹の樹とブッダの次元上昇

今年も亀田勝好氏から年賀メールが来ました。大学時代に彼と私ともう一人の学友とで、「タキオン」という同人をつくり、芸術活動をした仲間です。卒業後はそれぞれ別の道を進み、なぜか交友は途絶えていたのですが、青春時代に互いに影響しあった仲で、その経験は今でも私の心のなかの宝物になっています。

その年賀メールにはたった1枚の彼の作品が添付されていました。ジクレー(電子版画)というのだそうです。ファイルを開いてみると、抽象絵画のようではあるのですが、非常に変わった作品です。大学時代もそうでしたが、ものすごく個性的。でも私はすごく気に入ったので、返信メールでその旨伝えると、次に「paired sal trees(沙羅双樹)」(下図)という作品を教えてくれました。

さっそく彼のホームページ(Space Landscape Gallery)に載っているその作品を見てみると、なぜか私の全身に鳥肌が立ったのです。理由のわからない感動が私を襲っていました。

その後のメールのやり取りで分かったのは、今この作品はドイツの地方都市で期間限定の展示中で、他の作品も含めて近くベルリンのジャパンフェスティバルに出品予定なのだそう。また現在ドイツで展示中のこの作品はサインの入ったもののコピーが販売もされているというのです。

昨日はこの作品を眺めながらいろいろなことを思いめぐらしました。

ブッダは2500年前80歳で入滅しました。役割を終え、宿っていた肉体を去って、完全成仏した(涅槃に入った)と伝えられていること。

ネットで検索して京都・東福寺の涅槃図を見つけ、見ていると、その涅槃図には、横たわるブッダの四方に沙羅の木が2本ずつ(なので沙羅双樹といわれる)計8本、摩耶夫人が天から投げたとされる薬の袋、さらには弟子たちや見守る人々、動物たちが描かれている…。

沙羅の樹は、ブッダが亡くなると同時に、季節外れの花を咲かせたり、すぐに散ってはその花びらでブッダの遺体を覆ったと伝えられている…。

そして10年くらい前ブライアン・ワイス博士の退行瞑想をやってみたときのことを思い出したのです。その時、私はこの涅槃図に描かれている弟子の1人のように、その場にいた映像が見えたのでした。そう、たぶん私はブッダの愛弟子の1人で、ブッダ入滅の時、その場にいたことは間違いなさそうです。

ブッダ入滅のその場面を、こともあろうに旧友の亀田氏が現代流に映像化した作品をお正月に教えてくれるとは、なんというシンクロニシティ!

そして私はあらためて思ったのです。ブッダ入滅とは、完全なる次元上昇だったのだと。
ブッダは菩提樹(ヒッパラ樹)のもとで瞑想してついにすべての迷いや煩悩を断ち切り悟りを開いたといわれます。これは肉体を持ったまま究極の次元上昇をしたともいえるのではないか。

そして完全なる次元上昇とは、霊体となって5次元、あるいは6次元といってもいい世界に上昇するということ。そしてその世界から、地球世界や私たちを見守り救いのエネルギーを放ち始めるということではないか…。

亀田氏のこの作品からはとても良い次元上昇的な、あるいはブッダとつながるようなエネルギーが出ています。後日彼の直筆サイン入りのジクレーとして譲っていただけるというので、私は今とてもうれしがっています。

ドイツ展示の説明:いま、まさに沙羅樹の間から釈迦は入滅し、満開の沙羅樹は枯れていくのだった。
(英訳)Now, surely, the Buddha deceased from among of the sal trees and the full-blown sal trees died.

このブログを読んで、by 亀田氏

「実は、この作品はつくっているときは今の画題にあるようなイメージは全くありませんでした。
しかし、画題をつけるときになぜかブッダと花がうかびました。ひとも花も描いた意識はないのにです。
ブッダと花をキーワードで検索してみて初めて沙羅双樹だと気づいたのです。不思議ですね。
ある画家が言うには天から突如イメージが降りてくるのだそうです。そしてその後同じイメージの絵は二度と描けないのだそうです。たとえ描けても最初の絵ほど迫力がない。言葉はあとからついて来る。
私は学生のときから言葉からイメージをつくる訓練を続けてきましたが、一部修正を迫られそうです。」

亀田 勝好(かめだ かつよし)氏略歴

昭和23年東京生まれ
埼玉大学建設基礎工学科卒業
日本通運の物流機関・日通総合研究所主任研究員
東京工業大学特任教授などを歴任 在職中は物流・ロジステイクス計画を専門
60歳で退職、直ちに絵画制作を開始
以降 作品を space-landscape-gallery に発表し続けている。

Web : http://www.space-landscape-gallery.com