ブログ・サイキックメディアム

☆悲しみはやがて消えてゆくもの

悲しみのエネルギーに満ちあふれた詩ですね。そう、宮沢賢治の「永訣の朝」。妹のトシが結核の病に倒れ、24歳で亡くなるのを看取った賢治。トシが賢治に「あめゆじゆとてちてけんじや」と頼みます。降り溜まった雨雪をとってきて、というのです。暗く沈んだ兄賢治の心を明るくしようとしている、けなげな妹トシ。

私は大学時代(つまり半世紀の昔)、賢治の詩集を大学の図書館で借りてきて読んだとき、衝撃を覚えました。そして自分も詩を書こうと思い立ち、詩らしきものをたくさん書き始めました。30歳になった記念に、その詩を集めた詩集『心的惑星圏』(※注)を自費出版しました。渋谷のパルコパロウルという詩集専門の本屋さんに3冊ほど置いてもらえましたが、1冊も売れないのですぐに引き取ってくださいというので、持ち帰ったことを、いまではすこし誇りに感じます。

さらにもっと昔のことも思い出しました。高校時代、現代国語の時間に先生がこの詩(永訣の朝)のことを取り上げていたのでした。1クラス50人ちょっとで、たしか1学年8クラスありました。私は一番前の机が自分の席でしたが、授業中私はひどく感動し、すこし涙ぐんでいたのでしょうか。先生がそんな私のことを見つめてくれていました。

悲しみのエネルギーは、ネガティブなエネルギーです。といって、ネガティブはいけないというわけではありませんが、できたらもっと明るく、ポジティブなエネルギーに満ちていた方がいいですね。最後にトシが今度生まれてくる時は、「私のことでお兄さんがこんなに苦しまないように生まれてきます」といっているのが救いですね。前向きに心を転換している。

賢治は1896年(明治29年)8月27日生まれで、亡くなったのは1933年(昭和8年)9月21日。法華経を信仰していた彼の生涯の時代背景も、大きく影響をしているのだろうと思います。

(※注)この詩集から20篇ほど抜粋して、動画詩集「次元上昇」をつくりました。
興味がありましたら是非ご覧ください。DVDとしてリリースしています。

以下に賢治の詩「永訣の朝」を掲載させていただきます。

「永訣の朝」

けふのうちに
とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ
みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ
(あめゆじゆとてちてけんじや)
うすあかくいつそう陰惨(いんざん)な雲から
みぞれはびちよびちよふつてくる
(あめゆじゆとてちてけんじや)
青い蓴菜(じゆんさい)のもやうのついた
これらふたつのかけた陶椀(たうわん)に
おまへがたべるあめゆきをとらうとして
わたくしはまがつたてつぱうだまのやうに
このくらいみぞれのなかに飛びだした
(あめゆじゆとてちてけんじや)
蒼鉛(さうえん)いろの暗い雲から
みぞれはびちよびちよ沈んでくる
ああとし子
死ぬといふいまごろになつて
わたくしをいつしやうあかるくするために
こんなさつぱりした雪のひとわんを
おまへはわたくしにたのんだのだ
ありがたうわたくしのけなげないもうとよ
わたくしもまつすぐにすすんでいくから
(あめゆじゆとてちてけんじや)
はげしいはげしい熱やあへぎのあひだから
おまへはわたくしにたのんだのだ
銀河や太陽 気圏などとよばれたせかいの
そらからおちた雪のさいごのひとわんを……
……ふたきれのみかげせきざいに
みぞれはさびしくたまつてゐる
わたくしはそのうへにあぶなくたち
雪と水とのまつしろな二相系(にさうけい)をたもち
すきとほるつめたい雫にみちた
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらつていかう
わたしたちがいつしよにそだつてきたあひだ
みなれたちやわんのこの藍のもやうにも
もうけふおまへはわかれてしまふ
(Ora Orade Shitori egumo)
ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ
あああのとざされた病室の
くらいびやうぶやかやのなかに
やさしくあをじろく燃えてゐる
わたくしのけなげないもうとよ
この雪はどこをえらばうにも
あんまりどこもまつしろなのだ
あんなおそろしいみだれたそらから
このうつくしい雪がきたのだ
(うまれでくるたて
こんどはこたにわりやのごとばかりで
くるしまなあよにうまれてくる)
おまへがたべるこのふたわんのゆきに
わたくしはいまこころからいのる
どうかこれが天上のアイスクリームになつて
おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに
わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ

☆誌上実験です(2021年2月2日のメルマガより転載)

こんにちは。ほおじろえいいち です。

本日は2月2日、節分です。
前のメルマガでも書きましたが、今年は地球公転とのズレの影響で、
例年なら2月3日のところ、1日早い節分だそうです。
これは124年ぶりとか。

そこで今日のメルマガは読者の皆さんと、おもしろい実験をしてみようと思いました。

以下のリンクをご覧ください。

☆誌上実験です(2021年2月2日のメルマガより転載)

緑色の葉っぱの絵が見えますね。

実はこの絵の下に、ある花の写真が重ねられています。

その花はとても香りのいい花なので、
敏感な方はその香りを感じるのではないかと思うのですが、
いかがですか?

そこで誌上実験です。
感じられるその香りから、この絵の下に重ねられている
花の名前をあててみてください。

お返事はこのメルマガへの返信でお願いします。

ちなみに、香りを発するものが目の前になくても香りを感じる
現象は、クレアアンビエンスといいます。
サイキック能力の1つですね。

■ほおじろえいいちのレムリアンヒーリング(R)
遠隔ヒーリングについて

遠隔ヒーリングを開始してクライエントさんとエネルギー的につ
ながったとたんに、そのクライエントさんの現状を把握できるこ
とが多いです。その現状の中に今の問題の原因となっているもの
を調べていきます。

これをアセンデットマスター・ブッダやレムリアの女神アローラ、
天照大神、アセンデットマスター・空海等の大いなる存在とつな
がり、彼らの助けを受けながら行います。

またその問題が前世由来であるとわかった場合、その前世からの
影響を受けないようにしていきます。

お申し込みの時、遠隔ヒーリングを受けたい理由や現在の悩みな
どをお知らせください。 問題や悩みの原因とその解決策について
のメッセージを得たらアドバイスさせていただきます(たいてい
の場合、メッセージがあります)。

☆ほおじろえいいちの遠隔レムリアンヒーリング
お申し込みはこちら
https://www.eiichihojiro.jp/ec/products/detail/407

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世界と日本のコロナが1日も早く終息に向かいますように。
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※このメルマガは、いかなる宗教団体、信仰組織の活動とは
いっさい関係ありません。
また、いかなる信仰や依存を生み出す意図をもつものでもありません。

※上記の文章の著作権はほおじろえいいちが保有しています。
著者に許可なく他への転載を禁じます。

☆DVD「並行現実と願望実現」の非常に重要な体験談 & レムリアの女神アローラからのメッセージ

■DVD「並行現実と願望実現」で頭部と腹部が反応し続けています S・Aさん(男性)

新刊書『レムリアの波動に包まれた地球があなたを「幸せな変容」に導く』を読ませていただきました。太陽には意識があるなど認識が大きく広がる内容で、楽しかったです。

私には全体的に違和感はないうえに、アセンデットマスターと自然神霊の違いが分かるなど、整理されてスッキリした思いがしています。また、これから述べます変容のほほ笑みDVD気づきシリーズその1「並行現実と願望実現」のエネルギーを理解するうえでも、大いに参考になりました。

このDVDから発せられるエネルギーを浴び続けて一か月が経ちました。この間、身体的には頭部と腹部の二か所が反応し続けています。頭部は軽く締め付けられるような感覚があります。

腹部はというと、全体が、言わば「光のシャワー」を浴びていると表現すればよいのでしょうか、軽いチクチク感を中心とした刺激があります。私は、特に腹部の状態が気になっていたのですが、ご著書に書いてある「意図のエネルギー」が働いているのではないかと、次第に考えるようになりました。

著者を前にして恐縮ですが、内容を書かせていただきます。

目の前に水の入ったコップがあるとして、水を飲もうと欲した場合(願望)、飲みたいと欲しているだけではダメで、実際に腕を動かしコップを手で掴んで口まで運ばなければなりません。この行動を起こさせるのが「意図のエネルギー」とのことですが、これでもまだダメで、水を体の中に受け入れる状態を容認しなければならないとのこと。

「意図のエネルギー」はここまで含むということですが、私の腹部の反応は、この受け入れる状態を容認しようとして起きているのではないか。少なくとも、容認に至るまでの基盤を整えようとしているのではないかと思います。

「意図のエネルギー」については、デカルトについて書かれた部分も気になっています。私もなじんだ考え方ですが、物質には意識は無いとして、物質と非物質的なものとを分けて考えるという思考形式。これですとどうしても物質優位の考え方になると思いますし、後回しにされた非物質的なものの中で、抑圧されたり歪んだ扱いをされたりする部分が出て来るのは避けられないと思います。

私は、「意図のエネルギー」は、物質優位の価値観の中で身に着けてきた考え方や姿勢をも、修正しようとしているのではないかと思うのです。物質と非物質的なものとの統合、あるいは「全体性の回復」と言ったら良いのでしょうか。抽象的で私もよく分かっているわけではないのですが、ここまできたとき初めて容認する、腹の底から受け入れる状態となるのではないかと思えます。

もし、こうした考え方に間違いがないとすれば、物質文明を支える集合意識から自然と距離をとっていくという結果になるのではないでしょうか。そして、より幸せな並行現実へとシフトする準備が整うということではないか。

以上、並行現実についての具体的なイメージがいまのところあまりないのですが、一区切りつけたいと思い、考えたことなどをまとめてみた次第です。

…コメントbyほおじろえいいち…

相変わらずS・Aさんはエネルギーに敏感で、受け取るときの感覚は的を得ていますね。物質文明を支える集合意識から自然と距離をとっていくことになるのではとありますが、私もその通りだと思います。最近ある雑誌社から新型コロナウイルスに関して、レムリアの女神アローラからメッセージをダウンロードして欲しいという依頼があり、やってみると次のようなメッセージを得ました。

「まず、不安と恐怖を手放してください。そしてあなたがたに気付きをうながし、地球環境を清めてくれた新型コロナウイルスに感謝してください。これから地球と人類は本格的に次元上昇します。科学と技術を物質文明の発展のためではなく、愛と調和のために活用してください。自分の心のなかをよく見つめて、あなたを誤った方向に誘導してきた集合意識から離れましょう。足るを知ってください。今あるままで、十分に豊かなのですから。」ダウンロード:2020年4月8日 by ほおじろえいいち

☆DVD「並行現実と願望実現」制作秘話

変容のほほ笑み(R)DVD気づきシリーズの第1弾として
「並行現実と願望実現」を制作し始めたのは、
今年の1月15日でした。

その日以降、以前から撮りためておいたアネモネや
ベゴニアたちを中心に、発しているエネルギーが特殊で
力強い花たちを集めて、視聴者に向けた花たちからの
問いかけの言葉を映像に加えながら、編集を進めていました。

そんな時、とても気になるニュースが次々と入ってきました。
中国武漢で発生した新型コロナウイルスが世界に広がり、
海外で多くの犠牲者が出始めているというニュース。
そして関連する決して見過ごすことのできないニュースです。

厚生労働省のホームページによると、日本で第1例目の患者が
特定されたのは、1月15日です。この方は中国武漢から
帰国された男性でした。5日間の入院の後、1月15日に検査結果が
陽性とわかり、症状が軽かったため退院されています。

「1月15日」という日にち、これは決して偶然とはいえない
シンクロニシティーだったのではないか…。

今まで皆様に提供させていただいたDVDやエネルギーフォトは
すべて大いなる存在が私の身体を使って制作したものです。
1月15日に制作を始めた「並行現実と願望実現」は、
その日に大いなる存在たちが世の中にこのDVDを提供することを
決めたということなのかもしれない…。

「並行現実と願望実現」の制作途中、常に新型コロナウイルスに
関するニュースが飛び込んできており、それを時々刻々確認しながら、
このDVDの制作をつづけました。

3月に入ってDVDの完成が近づきつつありましたが、その時点でも、
さらに3月22日に皆さまにご提供できるようになってからも、
私はまだ気がつきませんでした。

この地球世界にはコロナウイルスがその役割を終え、
人々が安心して暮らしていける並行現実があるということを。
その並行現実は、確実に私たちの新しい現実になりうるということを。

つまりこのDVDの主目的、つまり私たちのだれもが本当に
実現したい願望とは、その並行現実の実現だったようなのです。

最近になってある月刊誌の編集長から、レムリアの女神
アローラからコロナウイルスに関するメッセージを
降ろして欲しいという依頼がありました。

そこでチャネリングしてみると、アローラはいくつかのことを
伝えてきましたが、そのなかに、

「科学と技術を物質文明の発展のためではなく、
愛と調和のために活用するように」

「自分の心のなかをよく見つめて、あなたを誤った方向に
誘導してきた集合意識から離れてください」

というメッセージがありました。

私たちがコロナウイルスに悩まされることのない世界に住むには、
まずアローラのいうことを実行する必要があるということでしょう。

これから地球と人類の次元上昇(シフト)が本格的に始まります。
うまくシフトを進ませるためには、私たちはとにかく最低限
この2つを実行しなければならないのでしょう。

なお、「並行現実と願望実現」というタイトルは、
このDVDを制作し始めてから、アセンデットマスターからの
メッセージによって決まったものです。

詳細はこちら:
http://www.eiichihojiro.jp/heikogenjitu/

☆憑依体質と霊媒体質の違い

憑依体質と霊媒体質、この2つは同じような意味で使われることが多いようですが、明確に違う体質だと、私は考えています。

どのように違うのかというと、憑依体質は自分でコントロールできないのに対し、霊媒体質は自分でコントロールできる。ここが大きな違いです。

いずれも自分以外の霊や生命体(の意識)と共鳴して起こる現象ですが、憑依の場合は、その共鳴現象が自分の意志にかかわらず自動的に起こってしまいます。その相手が近づいただけで影響を受けてしまう。いわばスポンジのように何でも吸収してしまう。

その結果、相手がネガティブだと、自分の心や身体にネガティブなことが起こってしまい、相手がポジティブだと自分の心や身体にポジティブな反応が起こります。

霊媒の場合は、自分が意図的にその相手に共鳴して、たとえば相手が神さまのような存在だと神のお告げを聞いたり、自分や他の人のためにもなるような情報を引き出すことができます。巫女さんがこの典型的な例でしょう。

その相手に共鳴する方法を霊媒の人たちは本能的に、または経験的に知っているのだと思います。

私がレムリアンヒーリング®という手法を習得して、このことがよくわかりました。やり方があって、ヒーリングを受けている人とつながる(共鳴する)と、その人の悩みや問題点、感情などがわかります。またレムリアの女神や光の存在たちとつながって(共鳴して)、素晴らしいヒーリングエネルギーを送ることができるからです。

憑依されやすい人や霊媒のような人に共通しているのは、他の生命体(たとえば花、樹木、イヌやネコなどの動物、あかの他人など)に好かれやすいということ。

それから最近、憑依も霊媒も、第8チャクラが関係しているのではないかと考え始めています。第8チャクラは、頭部のなかにある第6、第7チャクラのその上にあるとされるチャクラ。そう身体の外、頭の上のほうにあるエネルギーセンターといってもいいでしょう。

このチャクラが正常に働いていれば良いのですが、何らかの理由で弱かったりすると、頭の上(のオーラ)に穴が開いているような状態となるのではないか。そうするといろいろなエネルギーが自動的に入ってきてしまう。つまり憑依体質になってしまうのではないか…。

これに対し霊媒の場合は、その第8チャクラが強く、かつ自由にコントロールすることができるので、意図的に大いなる存在や神さま、他の生命体(たとえば花や樹木など)などとつながって、その恩恵を受けることができるということなのではないか…。

■「今ここ」の先にあるもの

「今」とは? 「ここ」とは? 今現在このブログを書いている10月7日の午後4時。その瞬間こそが今なのか? 自分の部屋でパソコンに向かって、書いている。その場所が「ここ」なのか?
昔から言われている「今ここ」に集中するということ、私はずいぶんやってきたつもりだ。心に浮かぶ雑念や妄想、あらゆる無駄な心の反応を「サティ」(言葉によるラベリング)で消し、「今そのものの凝縮した瞬間」に自分の意識を同化させる。どこまでできたのかは別としても。
この「今ここ」という瞬間に、過去もなければ未来もない。それらは妄想以外のなにものでもないから。そのように伝えられている。少なくとも私の理解では。
しかし、最近、これは違うと感じるようになった。私が意識を集中させ「今ここ」の魂(意識)と一体となると、自分の前世や過去、未来の自分の様相や情報も全部含めて「今ここ」なのだと感じるようになったのだ。
考えてみるとこれは当然なのだろう。そういう意識状態に入るためのガイダンスとして、まずは心に浮かぶ雑念や妄想を消す方法が伝えられたに違いない。今ここの瞑想の先にあるもの、その目的、方向性をはっきりととらえておく必要があるのだろう。

☆エネルギー・フラワー・フォトの制作時のメッセージ

■時として遠隔ヒーリングのようにメッセージが

エネルギー・フラワー・フォトを制作するときは、印刷した2枚重ねの花のフォトに、私独自の方法でヒーリングハンドと2~3か所のチャクラを動かして、エネルギーを封入する。

依頼者の希望や意図が具体的なほど、エネルギー封入中、遠隔ヒーリングを行っている感覚と似てくる。考えてみれば当然なのだろうが、エネルギー・フラワー・フォト制作はフォトを使った遠隔ヒーリングのようなもの。

エネルギー封入中、トランス状態になって、大いなる存在、花のエネルギー領域、そして依頼者の心がうまくつながると、メッセージが降りてくる。降りてきたらそのメッセージを手紙(手書き)にしてフォトに同封する。時間がかかる作業だが、楽しい仕事だ。

☆我々と地球の次元上昇

■次元上昇の一部

現実(自分の現状などに)に心を動かすのではなく、その現実を正しく理解することの方がよっぽど大切。たとえばその人が病弱であったとする。だからネガティブに心を動かしたり、一念発起して病弱でない自分をつくれるのだからとポジティブに心を動かすのもどうかと思う。

大切なのは、その人に病気がちという現実があるのを理解することだ。理解できると、なぜそうなのかがわかってくる。具体的に栄養の摂り方や運動状態の現実が浮かび上がる。そうしたら、その現実を健康なものにする方法がわかってくるはず。

それはその人がもともと持っていた並行現実といってもいい。現実を正しく理解するのは、その並行現実に移行することにつながる。これもその人の幸せな変容、あるいは次元上昇の一部と考えてよいだろう。

■地球全体の次元上昇

幸せな変容を続けていると、まず意識が拡大し、過去にも未来にもつながることが可能となる。なぜ今の自分の状態があるのかについて、過去からの影響がわかるようになる。過去とは、前世を含めた過去のこと。そしてそのまま行くと、どういう未来が待っているのかが、ある程度わかるようになる。

さらに変容(次元上昇)を続けると、新たな超常的能力が自然と発現するようになる。さらにサイキックメディアム(霊格の高い霊的能力者)となり、大いなる存在や花たちのエネルギー領域につながり、それらとの間でメッセージが行きかうようになる(メッセージが自分にも降りてくるようになる)。

さらに上昇すると、霊性が拡大してくる。さらに上昇すると、いっさいの苦や迷いから遠ざかり、悟りと呼ばれるような意識状態が現れてくる。

現在これを助けるエネルギー(フォトンエネルギー)が地球に降りそそいでおり、あたかも地球全体が次元上昇してしまったかのような状態になっている。パワースポット状態の場所も増えている。その結果、地球全体が三次元にありながら、五次元、あるいは十一次元とつながってしまっている。

■地球の意識・地球の心

人々の心が変容している。その集合意識が新しい地球の意識を形成している。シェルドレイクの仮説でいう、形の共鳴現象により、変容する人たちの数が増えている。その結果、新しい地球の意識が強くなってきている。それはあたかも地球全体が次元上昇し始めているかの如くである。

しかし三次元地球はそのまま物質現象を伴って依然として存在しているので、新しい地球の意識というエネルギーだけがそのまま五次元といった世界に移行してしまうのかもしれない。

それは新しいもう一つの惑星地球といってもいいのかもしれない。それもまた存在形態としては並行現実なのだろうか。

☆心が空っぽになると

心はふつういつも何かの思い(ほとんど妄想)をめぐらせているけれど、心が空っぽになると外で起こっている現象の思いがけない真実を知覚することがある。

今朝早く雨が降っていなかったので、いつもの河原を歩いた。気温が下がっていてとても気持ちがいいので、ゆっくりといつもより長い距離を。でもやはり足がまだ完全に復帰できていないせいで、帰り道に足に疲れが出てきた。無理しないことも大切なので、河原横のコンクリートの階段に腰をかけ、河原に群生する雑草をぼうっと見ていた。足の筋肉を軽くマッサージしながら。

雲の間からわずかに朝日が漏れたときのことだ。その雑草たちが明らかに光に反応し始めたことを感じた。光を葉っぱのなかにエネルギーに変換して取り入れる発電装置(葉緑素たち)が明らかに力強く反応し始めた。

そしてその様子を何も考えずにただ眺めていると、河原全体が植物たちのエネルギーにおおわれているのがはっきりとわかった。そのエネルギーのなかには、小さくて色とりどりの豆電球のような光が多数輝いている。幾種類もの雑草が咲かせている小さな花たちが発する光だ。

☆赤ちゃんを産んだ夢を見た

今朝、私は赤ちゃんを産んだ。この歳をして、しかも男なのに。孫ではない、私の子供だ。いや、夢のなかでのこと。さっそく『エドガー・ケイシーが教える夢のメッセージ』(坂内慶子著)を見た。「ステップアップのためあなたの努力と忍耐が問われています。この新しいレッスンに取り掛かると、生まれたての赤ん坊を世話するように、しばらくは気を抜けません」とある。なるほど。おおいに思い当たることがある。この赤ん坊は、これからどんどん大きくなるだろう。