魂の快/不快の選択
![[願望実現の法則]リアリティ・トランサーフィン2 [願望実現の法則]リアリティ・トランサーフィン2](/assets/images/works/p_4198623686.jpg)
- 2007年7月初版発行
- 単行本
- 徳間書店:ISBN 978-4-19-862368-5
内容紹介
ロシアでシリーズ(全7巻)50万部を売り上げているベストセラー、ヴァジム・ゼランド著『リアリティ・トランサーフィン』第2巻の邦訳版。須貝正浩訳+ほおじろえいいち監修。
目次
- ・ 第1章 意図
- あなたの可能性はあなたの意図によってのみ制限される
- ・ 第2章 スライド
- あなた最も素晴らしいものに値する
- ・ 第3章 魂と理性
- 魂は無邪気に小さな両手を差し出しながら、この世界に降りてくる
- ・ 第4章 目的と扉
- あなたは固定観念をたたき壊して、扉を開ける
コメント
本書は、つまるところ願望達成の秘伝書です。私たちの願いをかなえる方法については、今までいろいろな人が実に様々な方法を提案しており、また非常に多くの書物が書かれて来ました。私はそれらすべてに精通しているわけではありませんが、本書はおそらくもっとも進んだ秘伝書のような気がします。なぜなら、願望達成について、意図のエネルギーという観点から説いているからです。それは願望達成についての既存の概念的、文学的、宗教的観点などではなく、客観的、
あるいは科学的観点です。
本書に書かれているとおり、意図には、内的意図と外的意図の二つがあります。そしてこの二つが願望実現の重要な鍵を握っています。私たちの願望が実現されるには、まず明確な目的がなければなりません。その目的は、しっかりとした行動の決意とともに目的へ向かう一つ一つのプロセスを実現させていくことで、達成されます。ここまでは既存の願望達成指南書の多くが主張していることでしょう。しかしそれだけではなかなか願望達成が難しかった。なぜかというと、私たちには意図のエネルギーについての認識が足りなかったからです。
本書の著者ゼランドは、内的意図の純粋なエネルギーが願望を目的に変えるといいます。スライドの技法を使うことにより、願望達成のプロセスがとてもうまくいくといいます。そして外的意図のエネルギーをうまく働かせることができれば、そのプロセスがうまく進んで、まるで自動操縦されるように願望が達成されてしまうというのです。
もうひとつ私がなるほどと思ったのは、願望が達成された状態を自分自身でしっかりと所有する決意がないとだめだということです。また、それが外的意図のエネルギーによってなされるということです。たとえば貧乏な生活に甘んじている人がたとえ大金持ちになろうと望んでも、彼らは大金持ちの状態は自分にはふさわしくないと思っており、そういう自分の将来の状態を自分自身が所有しようとは決して思っていないというのです。そのため外的意図のエネルギーがうまく働かず、願望は結局達成されないというわけです。
ところで本書の監修作業が大詰めをむかえていたある日のこと、非常に不思議なシンクロニシティ(偶然の一致)が起こりました。私が本を書いているとよく起こるのですが、今回はかなり驚くべきシンクロニシティです。第1巻のまえがきにも書いたとおり、私が本書シリーズの存在を知ったのは2004年のことで、版元であるロシアの出版社からぜひ日本語版を出したいと、海外の友人を介して私に話を持ちかけてきたのがきっかけでした。(以上監修者あとがきより抜粋)
本書は第1巻を読んでいたほうが理解が早いとは思いますが、第2巻だけでも充分にご理解いただけると思います。訳語や表現をできるだけ易しく、またわかり易い文章にするように努力したつもりです。第2巻には「リアリティ・トランサーフィン」の重要なノウハウが書かれています。あなたの今後の人生に必ずお役に立つでしょう。