今朝の光は変わっていた
樹の葉が光に濡れていた
空色の小さな花も光に濡れていた
建物も不思議に濡れて輝いていた
光はすべてのものを濡らしていた
光は流れずにとどまっていた
まるで光は水滴のようであった
湿度のある朝
光の霊気がひっきりなしに
私を襲っていた
[この詩は喰代栄一の作品です]