☆言いたいことが言えるようになるには

エンパス度チェックテストが人気のようです。エンパスとは、他人の感情を自分の感情のように感じる能力のこと。また、エンパス度の強い人をエンパシーとも言います。人の感情や思考、ムードなどに影響を受けやすい人たちのことですね。

このテストの一番最後の項目、「こういったら相手が傷つくかもしれないと気を使い過ぎて、言いたいことも言えなくなることがよくある」というのも、エンパスの特徴の一つです。

相手の気持ちもかまわずにストレートにものをいったり、ずけずけという人もいます。いつも言葉が乱暴だったり、とげとげしい人もいます。そのような言葉に心が傷ついた経験があると、ますます相手に気を使い過ぎて、言いたいことが言えなくなるでしょう。

では、どうしたらいいのでしょう。

私は次のように順を追って考える(思いをめぐらせる)習慣を身につけたらいいと思うのです。

相手は自分にとってどういう立場の人か。自分にとって大切な人なのかどうか。家族、親友、将来を約束した恋人、会社の同僚などのように、その人と自分が日常生活でいつもお互いに影響を与え合う関係にあるのか、そうではないのか。

そうではない場合、別に言いたいことは言わなくても大したことはないですね。だから言いたいことがあっても忘れてしまえばいい。

しかし、日常生活でいつもお互いに影響を与え合う関係にある場合(このケースが圧倒的に多い)、自分が言いたいことは、相手に言って相手や自分の幸せや相互理解のためにプラスになるかどうかちょっと考えてみる。

おそらく、たいていの場合、答えはイエスです。ノーの場合は、言わないほうがいいということだから、言わないでそのことは忘れてしまいましょう。

ではイエスの場合、やはり言った方がいいのですが、今度は言い方が問題です。相手の性格によっても違うでしょうが、あまりストレートに言い過ぎたり、とげとげしかったりすると、やはり良くないですね。そこでどういうふうに言おうかと、ちょっと思いをめぐらしてみるといいでしょう。

ポイントは、あくまでも爽やかに、ほほ笑むような気持で、そして勇気をもって言うことでしょう。たとえ苦言の部類に入ることでも、相手が聞いてよかったなとか、あなたの愛を感じるように工夫することです。

それと、案外重要だと思うのは、「これをいったら相手が傷つくだろう」とあなたが思い込んでいるだけかもしれないということ。相手はあなたのように繊細ではなく、言われたってどうということもないかもしれないですね。

また、相手に対するネガティブな思いをいだき、それを言わずに自分のなかに抱え込み、いつまでもふたをしておくのは、あなたの健康のためにはよくありません。そういう視点も併せて持っておく必要もあるでしょう。

(2018年4月17日発行のメルマガより転載)